ゴッド・オブ・ウォーってどうなの

タイトルの詳しい説明はキーワードを読んでもらうとして…PS2のアクションゲームです。洋ゲー

とにかく評判が良いのでやってみたのですが、結構、「あれあれ?」と思うところあり。

一番がっかりしたことですが「アクションゲームには燃えるボス戦が欠かせない」と思ってる人は多分やらない方がいいです。広大なマップに対してボスと呼べるものは片手で足りるほど。そのボスも謎解きの延長という感じが強く、「パターンがわかっても腕がついていかなくて何度も死んじゃう」という性格のものではありません。
加えてこのゲームには、従来のアクションゲームでは必須だった「残機」や「コンティニュー」という概念がないため(!)、何度死のうがノーペナですぐ直前のポイントからやり直せます。(ある意味、斬新。)

では一体何がこのゲームをゲームたらしめているのかと言えば、このゲームの場合は「3D空間での謎解き」です。例えば、「普通のジャンプで届かないところに工夫して昇る」、とか、「スイッチを押したあと時間内にゲートにもぐりこむためにちょっとテクニックを要する」とか。
シビアなものから簡単なものまで…結構つまります。失敗すると即死するトラップの割合が高いんですが、前述のとおりすぐやり直せるので、視覚的に「串刺しは嫌だなあ」と思うだけ。ただし、それが前提なので一部トラップは非常に精密なアクションを要求し、リトライを数十回繰り返したりします。

そういうのが好きな人にはオススメします。

戦闘の大半を占める雑魚戦ですが、これも並の出来。主人公のアクションは多彩ですが、常にカメラが引きで、モンスターの予備動作を見て避けるのは困難。むしろタイミングを見計らってガードボタンを押す感じ。
このガードの性能がまた半端ないんですが…。トータルでは無双シリーズの感じに近い。

最後に
ユーザーライクなゲームであることは確かです。先読みを駆使して広大なマップをシームレスにつないでいるのは圧巻。(例え立ち止まっていてもギコギコ読み続けるのでドライブには優しくない)
クリア特典でメイキング映像が見られるのは他のゲームでも是非やってほしいですね。
また建造物やクリーチャーといったデザインや、そこから来る神話的、退廃的な雰囲気作りには大成功していると言えます。

そう、確かに「神ゲー」ではあるのですσ(^◇^;)。。。
(おあとがよろしいようで)