PC-FXに萌え萌え

ふとした思い付きでPC-FXのファンサイト「PC-FX MoeMoe」を見ていましたところ、
(僕自身PC-FXは試遊機を触ったことがあるかないかと言ったところなのですが)何ともノスタルジックな気分で胸がいっぱいになりました…

PC-FXは今から10年以上前、PSやSSと同時期にNECから発売された家庭用ゲーム機。ポリゴンゲーが新しい時代を築く一方で「アニメとゲームの融合」という全く別の方向へ突き進んでいったハード、らしいです。
普及台数は30万台程度と、XBOXと同程度と考えればそこまで酷くはないのですが、TVCMは見た記憶ないしゲーム屋でも以下同文。まあ当時は二強が凌ぎを削っていたので当然といえば当然?
PC-FX MoeMoe」には、PC-FXでリリースされた全62タイトルがパッケ絵付で解説されているのですが、その大半が見事にアニメ絵で、涙を誘います。いい意味で。
大野まりな」とか、「丹下桜」とか言った名前も登場しますが、まあ今となっては昔のことですから、目くじらを立てるほどではないですし、本当に「マルチメディアタレント」という感じでね、生暖かく見ることができます。(個人的な見解を言わせてもらえば、この流れは今と繋がっていないと思いますし)
その一方、解説には「PC-FXの性能を活かした、他のハードには見られないゲーム」といった言葉も並び、正直、僕はPC-FXに対してすごく興味を持ちました。というか、俺の知らないところで楽しいことやってて悔しい〜!!みたいな。
唐突なこと言いますが、やはり20代前半のオタクは雑魚です。あと5年早く生まれていれば良かったのになんて以前はよく思ったものですが、久々にその感覚を覚えました(^_^;)
「俺はPC-FXでよく遊んだけど?」という人。そうかい。(色んな意味で)育ちが良くて良かったねv(^^)v


最近の家庭用ゲーム機事情の方は、シェアの話になると「うちは○○とは競合しない。独自路線だ」みたいなことばっかり言って、その実意識しまくりで何だかギスギスしてますが、PC-FXくらいじゃないと独自路線とは言えないね、ってことで〆たいと思います。