BLACKCAT#3〜#8見て思うこと

6週分溜めていたのを、思うところあって一日で消化する。結構面白かった。ノエイソのときも思ったけどやっぱ、続き物はある程度続けて見た方が良いな。(ここで言う続き物とは「一話ごとに話のオチがつかないもの」とでも解釈していただければよろしいかと思われます)
 
ここまでの話のキモはやはり、トレインおよびイヴの心情の変化だと思う。殺し屋として育てられた二人が、スヴェンあるいはサヤと出会って、徐々に融和していく。その過程が、トレインとイヴと、平行して描かれている。今日一日でそれを一気に見た訳だけど、よく描けてた。トレインとサヤが追いかけっこをするシーンとか、ちょっと恥ずかしいんだけどまぁ、あんなもんでしょ。トレインとイヴの両声優さんも、それを表現するのに十分な演技をしているし、多分そこはまとめて見た方が、よくわかるんじゃないですか。それで8話に出てくる半年後のトレインと見比べて、「いつの間にこんなにくだけたキャラになっちゃったんだ?」と違和感を覚えるか、「半年の間にも色々あったんだろうなぁ(;;」と思いを馳せるかで、感情移入の度合いがわかります。
 
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さておき。トレイン役の近藤隆氏とイヴ役の福圓美里さんに、以前から自分が個人的に大きな期待を寄せていたというのは、知ってる人は知ってるかもしれません。ただこのアニメがはじまるというとき、二人について決して楽観はしていなかった。
 
期待を寄せるということは、裏を返せば、期待に応えられなければ評価が下がる、という意味合いをも暗に含みます。そこに寄せる期待が大きくなるほど、リスクも大きくなる。これは当たり前のことのように聞こえますが、一方で「元々好きな声優なんだから、そんなに簡単に興味が薄れたりはしないだろうし、楽しく見れるものではないか?」と疑問を挟む向きもあるでしょう。だけど自分の場合は実際、これまでに入れ込んでいた声優がある日、ある役を境にどうでもよくなってしまった、というケースが結構あります。(春まで放送してた某…男だらけアニメの…有望株二人とか…)
 
だからこそ、先の二人についても期待はすれど楽観はしていなかったのですが、ここまで来て一つ山を越えたかなという感じで、安堵しています。(ほんとに我侭なやつだ。)
 
もちろん、声優一人一人についていつまでもそういう綱渡りをしているかというと、そうではないです。福圓さんは出演本数も十分揃ってきていて、いい加減力量ってのもわかってきてるし、本当はアニメ一つでそんなに一喜一憂するほどではないんですけど。近藤さんの方はまだもうちょっとこの状況が続きそうだ。
 
しかし…こんな話して面白いのかね。
 
声優オブ ジイヤー三回目・こまごまとした賞の方はネタがまとまり次第お送りします。