HDDは風邪を引かない

デジタルデータは劣化しないのがウリなわけですが、その代わり、データが逝くときは一瞬。
「それでも俺はHDDに残したアニメが見たいんじゃ!」と我侭を言って業者にデータの修復を頼もうものなら、アニメのDVDよりも高い費用を請求されてしまうのが現実です。
一例 500MB、\10,000から。
http://www.adte.jp/rec/cost.html (HDDレコーダーは不可)
参考までに、VHSテープの修復。テープ一本1900円から。やすううう…。
http://www.nava21.ne.jp/~yuki3/omoibushiya/price.htm
何でこんなことを書いているのかというと、もちろん、HDDレコのHDDが逝ったからですが(;;)
どれが消えたなんて書いてると余計気が滅入るので書きません。オゲ?オゲ。
 
この弱点を既に身をもって知っているPCユーザーとか企業では、大事なデータに対してはミラーリング(恒常的な二重保存によるデータの保護)を行って対応しているようですが、その考え方が家電にまで浸透するかというとちょっと疑問だし、そもそも世間では「デジタルデータはアクシデントに弱い」ということ自体まだあまり認識されてないんじゃないかなぁ。ビデオテープが絡まって再生できなくなるのは何か仕方ない気がするけど、DVDをドライブが認識しなくなるのは見た目には何も問題ないので結構、やりきれないものがあります。今後そう言ったデジタルの信頼性の低さをカバーするのがネットを介したシェアリングなのか、それとも一層の技術革新なのか、というところには少し興味がありますけど。
  
そうやって考えるとところどころでちゃんと修復が効くようになってる人間って良くできてるのかなと。声優さん万歳!!(電波オチ)