埼玉TVで1stガンダムの再放送を見ています。今日は戸田恵子さん演ずるマチルダの初登場回。で、じーっと聴いていたのですが、若いですね〜。鬼太郎やアンパンマン、近年のドラマ出演時のような骨太さがなく、風になびく柳のような印象。率直なところ、あまり上手いとは言えません。筆者の記憶によればその頃の戸田さんは歌手としてデビューするも人気が出ず、劇団に入ったりしてその後の身の振り方を考えていた頃だったと思います。まぁそれはさておいてですね、何が気になったかというと、この、ちょっと気高そうな、それでいて何だか頼りないしゃべり方…最近どっかで聴いたことあるぞと思ったら、「デカレンジャー」のジャスミンなんですよ。ジャスミンのちょっと上ずったようなアフレコもあまり上手いとは言えませんが、個人的に引っかかりがあるので(大事)毎回じーっと聴いています。マチルダを演ずる戸田恵子さんと、ジャスミンを演ずる木下あゆ美さん。実は二人とも愛知県出身だったりします。そうするとやっぱり演技のイントネーションも似てくるらしいです。(単純に訛ってるという意味ではありませんので悪しからずm(_ _)m
少し抽象的な話になりますが、筆者が考えるところの「声が似ている」というのは二つ方向性があって、一つはよく言われてるように「声質」が似ている。声質って言葉もよくわかんないんですけど、ここでは「男性が女性の声を再現するのは声質の点で不可能」くらいに解釈してくれればいいと思います。二つ目はあまり語られませんが「イントネーション」が似ている。普通イントネーションといったら「訛ってる・訛ってない」のことを指すんですけどそうじゃなくて、「標準語」の範疇にあっても微妙な個人差は存在する、とそういう意味です。今回の(初期)戸田さんと木下さん(ジャスミン時)の場合は後者の点でよく似ているなと思いました。書き疲れた。
「声質」と「イントネーション」、考えがまとまったらまた何か書きます。