闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才 日テレ 火25:50〜26:20 (10/4〜) 全26話─2クール

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・アカギ役の萩原さんも悪くないけど、影の主役は解説役の南郷─小山力也さんだと思う。この作品は、解説に重み凄みがないと絶対に面白くならない。マキシマムザホルモンのEDもgood。(#1;70)
・「麻雀のルールがわからなくても面白い」というのは目算が甘かったようだ。これはもう「要勉強」というレベル。アニメの出来自体はいい筈なので、少しネットで勉強してみよう。(#2;50)
・勉強の甲斐あって?今週の話は大体ついていけた。代打ちの矢木がダメになるとこなんかよく描けてると思う。が、刑事がさも当然のように賭け麻雀を仕切ったり、ヤクザが几帳面に借用書書いたり、腑に落ちない展開が見受けられる。いくら麻雀が上手くても、ヤクザに喧嘩売っては生きていけないはずだが。(#3;50)
・死闘のプロローグ。「アンタは運も運命も信じてねぇ。アンタが信じてるのは卓越した自分の能力だけ」「俺の同類など存在しない。ヤツか俺、どちらかがニセ」など痺れる台詞が満載で、否が応にも期待が高まる。刑事のモラルはどうでも良くなってしまった。(#4;70)
・市川戦も峠。追い詰められたアカギが糞手を国士のように打ち回し、アガり直前の市川を降ろす。そしてそこから流れが変わる。はぁ、麻雀てそういうこと出来るんだぁ。「9割ブラフと見抜いていながら、残り1割のために合理主義者の市川は降りざるを得なかった」なんて藤本譲さんの解説も、なるほど、なるほど。(#6;70)
・市川戦決着。自在に牌を操る市川を最後に仕留めたのは、やはりアカギの策略だった。「不合理に身をゆだねてこそギャンブルだ」らしいが。市川役の田中秀幸氏には、たっぷり楽しませてもらった。(#7;80)
・相変わらず演出が冴えてる。アカギが偽者より先に3と言っただけなのに、「かっこええ…」って言葉が口を突いて出てしまった。本物のアカギを買っている石川は、さぞ胸がすっとしたことだろう。(#8;80)
・新キャラ・治の負け分を取り返してやるアカギだが「お前の手牌を利用して儲けたんだ。使用料だ」とあくまでクール。そんなアカギのあとをトコトコとついていく治…よわっちい治がどう話に絡むのかが楽しみ。(#9;80)