ぼくのマリー/竹内桜

会社の近所の古本屋で、全10巻セット1000円で購入。実家に帰れば物置にしまったのがあるんですが、安くて状態も良かったので…
ビニールを外してみると、またも全巻初版でちょっとだけフクザツな気分に。

ぼくのマリーはエヴァが流行った90年代の中頃にヤンジャンで連載されていた、美少女(少女?)アンドロイドものの漫画。アニメっぽい絵柄に青年誌らしいお色気でそこそこ人気を博したらしく、OVA化もされました。僕がこの漫画を知ったのもそのOVAをBSで見たからだったりするのですが。(BSで乳首アニメですよ。いい時代ですねえ。)
でもこの漫画、絵はこぎれいだけどシリーズの後半にさしかかるにつれ急速に話がドロドロしてきます。アンドロイド・マリのモデルで、主人公ヒロシが神格化している正ヒロインの真理が、実はその昔、家庭教師のお兄さんとヨロシクやっていて、そのお兄さんがヨリを戻しにきて…という展開なんですが
ポップな絵柄とのギャップに当時厨房の僕は「ああ大学生ってこんなことするのか…」なんてすっかりやられてしまって(笑)
以後ドロドロ展開が好きになったとか、ならないとか。
今の若い子はエロゲーとかやってそういう洗礼を受けるんでしょうかねえ。

さておき
そんな竹内先生の最近のヒット作「ちょこっとSister」のアニメがはじまるようですが
MXでは見られるのでしょうか?
ぼくのマリーは自分の個人的趣向抜きにしても面白いと思うし
絵もギリギリ古くなってないので、アニメ見て作者に興味を持ったら読んでみることをオススメします。