PS3、六万超でウヒョー

まあ自分が買うとしたら20GBの方は買わないので、もう少し高くなりますけど。
もしこの価格設定が、PS3のスペック(それは単純に画像処理能力という点で)に見合うものだとすれば、僕は何の不満もありません。
全く同じスペックのコンピュータを沢山売ることで様々な利得を生み、市場を創出するのがコンシューマービジネスです。
スペックの高さはハードの寿命に直結します。それがトップシェアハードの後継機種であれば尚更です。
だからスペックは(今の基準から見て)高ければ高い方がいい。
それはもちろん、大衆機として現実的な価格設定ができる範囲での話ですが。

僕が6万〜7万という強気の価格設定を支持する理由はもう一つあります。
それは今、景気が上向いているということです。
液晶テレビ、HDDレコーダー、それから、地デジチューナー…どれも安くはありませんしなくても全然困らないものばかりですが、実際にそのどれもが今本格的な普及期を迎えています。
果たして購入者がそういった家電の価値をどのくらい理解しているかはわかりませんが、この個人消費の上向きに、PS3が乗じることは難しくないと考えています。
「ハイビジョンテレビにはハイビジョンのゲーム機を!」
これだけで売り文句として十分です。
少なくとも「全く新しい遊び」を一から提案し、受け入れてもらうよりは、容易な仕事であるのは確かでしょう。
まあ任天堂の方もちょっと考えを変えればHD対応くらいはしてくる気がするので
あとは画でどれだけ差を付けられるかですね。
それでも、ハードの性能の差以前の問題で、サードを含めたメーカーが、それぞれのハードに対してどういった姿勢でソフトを開発するかで、画は全然違ってくるでしょうけども。