今年の更新はこれでお終いです

2004年のテーマが「声優アイドルVSそれ以外の声優」だったとしたら、2005年のテーマは「タレント声優VS専業声優」でした。90年代以降に確立された声優の養成所システム。その中で連綿と紡がれる「専業声優」の流儀と、それに全く組しない「タレント声優」たち。そして彼らの競演。「ネームバリュー」が「本質」を挫くとすればそれは確かに良くないことだと、声優ファンの立場から明白に主張したいのですが、物事の図式はそんなに簡単ではないのかもしれない。つまるところ現状を「タレント声優と専業声優の陣取り合戦」だと捉えるのではなくて、「タレント声優+専業声優」があるいは本質になりうるのではないかという可能性を、自分の中で模索したのがこの一年だったように思います。
 
ということで。来年もアニメ見て声優を語ります。