祝・まんが日本昔ばなし復活

いやー始まりましたねー
デジタルリマスター・ハイビジョン版と銘打たれてますが、まぁそんなことは細かいことで(HiVi見れる環境にないし)、2005年のこのときに、今一度みんなで、まんが日本昔ばなしが見れる!そのことに価値がある。
 
このblogでは「自分にとっての声優オタのルーツ」であるがゆえに「見るのが不安」と、今回の放送が決まった際に書きましたが、まぁ始まってみればそんな不安はどこへやらで、OPからかぶりついて見てました。
 
一言で言うと「懐かしいなー」なんだけど、OPからもうタイムスリップした感じ。提供とCMがあってはじめてこれが現行のテレビ番組なんだなとわかる。そんな不思議な感覚に襲われた。本編のはじまる直前のCMがアンガールズの「なるほどぷるだわ〜」で苦笑いしちゃったんだけど、次の「かぐや姫」の題字とともに聞こえる、草木が静かにかすれる音。ここでまた「まんが日本昔ばなし」の世界に引き戻された。
 
今回、当時よりも注目して見ようと思ったのは、美術のほう。子供の頃の自分は、話の作り方のほうが強く印象に残っちゃって、各話ごとに違うはずの背景や、キャラクターの作画も、イメージとしては全部「こんな風」と一塊になってる感じがある。今回久しぶりに見て「そもそもこんなに絵画的だったかな?」と首を傾げた位。そこんとこを今回はもうちょっと汲みながら見たいと思ってます。あとは音響全般かな。何にしても面白くてためになる作品には違いない。
 
今は「ジャパニーズ・クール」なんて言葉があるようですが、「アニメ大国日本」に憧れる外国人には、こういう作品こそ見て欲しいと思う。いや、「こういう作品」ということはない。この「まんが日本昔ばなし」こそ見るべきだ。