ガラスの仮面

今週の焦点はズバリ、意外とウブだった桜小路君。
でもなぁ…どうなんだろう。おいそんなの演技だろ、何必死になってんのと言うべきなのか、そうまで思わせる魔力を秘めたマヤに対して恐ろしい子!と言うべきなのか、ちょっと考える。
自分がアニメを見ているときに、声優に対して桜小路君と同じように思ったことがあるかというと…思い当たらない。共演がきっかけで声優同士が親密になるというのはたまに聞く話だが、それって控え室で仲良くなるだけじゃないの?台詞を、演技を交わしながら…役を超えて…という話は、自分には信じがたい。少なくとも、画面からそういうものを感じ取ったことは一度もない。
桜小路君はマヤのことが好きなんだしマヤのことについて少々おおげさに考えすぎるのかもしれないが…(実際マヤはなんとも思ってなかったんだし)そう思わせるきっかけが舞台の上のマヤにあったとすれば、そう思わせることができないアニメは、それに劣っているのか、なんてことをちょっと考えた。つまるところ、一人で勝手に敗北感を味わったのだ。変な人。