お久しぶりです

放浪癖のある鳥猫です、こんばんわ。
今日は久々に真面目な更新になりそうです。
 
さっきまでテレ東見てたんですが
マホラバのあとにやってたバイクトライアル競技の特番のナレーションを、当blog大プッシュ(調子良いな)のかわのをとやさんがやっておられました。
 
以前ナレーション聞く楽しみとか書きましたけど、今んなって思うと全部違うなと思います(笑)ナレーションって(アニメとかドラマを除けば)ほとんど全て100%、ソフト化されなくて、その時間にテレビ付けてた人しか聞けないんですよ。オタクは限定モノに弱いって言いますけどナレーションはもう限定モノの宝庫!知ってる声優さんのナレーションを聞いたら今日は得したなぁ・・・と思いましょう。皆さん。上手いとか下手だとかナレーションはどんな感じが良いかとか、そんなのは二の次で。
 
ところでナレネタについては以前手痛い失敗をしていまして(某有名俳優さんのCMナレを自信満々に「あああの人だね!」と書いて外し、ツッコミをいただく)怖いなぁ、というので密かに自粛していたのです。今日の特番も1時間あって、最初の2分くらいで「ん?」と思いつつテロップ出ないかなぁとヤキモキしながら1時間付き合いました。ようやく最後に「NA かわのをとや」ってテロップが出てくれたのでこうやって書いているというわけです。
 
これは以前にも体験したことがあるんですが、声優オタクのさがとして、好きな声優さんがナレとかで関わってるときの番組に対する食いつきはすごいものがある。ゴルフでもニュースでも教養番組でも番宣でも関係ないんですが、知覚が10倍くらいになりますね。基本的にはテレビ見ながら「美しいナレーションの研究」なんていうことを(余計なことを)やってるはずなんだけどそれでも内容がすっかり頭に入っちゃう。ああ、頭の良い人、記憶力の良い人っていつもこんな感じなのかなぁ…ははは(^^;
 
それでそのトライアル競技っていうのがどのくらいメジャーな競技なのかよくわかりませんが、一応軽く説明しておくと
・モーターバイクの操縦テクニックを競う
・アウトドアにおいて、自然の急斜面や、人工的な障害物をコースとして設定し、バイクで乗りこなす
・その評価基準は「なるべく足をつけないこと」。1つのセクションを一度も足をつけないで走破することを「クリーン」と呼ぶ。最高評価。15セクションを一区切りで減点の少なさを競う
 
つまりまぁそんなことを教わりました。ワールドカップがあって、日本の藤波という選手が活躍しているそうです。2mはあろうかという立方体の木箱がコースにでんと置いてあって、それをバイクで乗り越えなきゃならないとか、マンガみたいなシチュエーションが沢山あってなかなか面白かった。
 
で、肝心のかわのさんのナレーションについてちょっと言及しないといけないんですけど
率直に申し上げて、いわゆる声優さんのナレーションにあるような、カッチリした、安定感のある、美しい日本語の良さってのはかわのさんのナレーションにはないですね。かわのさんの、ちょっとかすれていて、それでいて張りがあって、力強い声の性質に、多分に頼っているなあ…という気がしないでもない。かわのさんのCMナレはこれまで何本か見てますが、それと比べると、長い時間ナレーションを当て続けながら、流暢なイントネーションを保つのが難しいことであるのがわかります。
 
ただナレーションっていう分野が一筋縄でいかないのは、決して流暢で、カッチリしたものでなくても、それでも別にオッケーだったりすること。ナレーションという仕事は実に様々な業種の人が参入して来ますので、一意に「このやり方が正しい」って決められないところがあります。この辺はナレーションの雄・大沢事務所の偉い人にお話を聞きまくりたいなぁと常々思ってますがどうにかなりませんかね。
 
 
ということでリハビリ一発目のナレネタでした。
ちょっと批判めいた内容になりましたが、本当はかわのさんのこと好きなんで(ちょっとひねた感じの悪い演技が好き)その辺よろしくお願いします。