ミルモでポン〜クラウドの幻影

クラウドを思い出して泣いて何が悪い!いや泣くまではないですけど。自分がいかに移り気で忘れっぽいかということに気づかされて、ちょっとセンチメンタルな気分になってみたりして。
 
注・ミルモ本編とは何の関係もありません。
 
パンタを見てクラウドを思い出し、センチメンタルな気分になったのはしょうがないんですが、それでもやはりこうやって特定のキャラに対して、声優さん繋がりで他のキャラを重ねて見てしまうのってちょっと失礼と言うか、声優さんと作品に対して悪い気がします。
今回の例だと、高木礼子さんっていう声優さんがいて、マシュマロ通信ではクラウドを演じている。とっても良い。ミルモではパンタを演じている。中々良い。だから高木礼子さんは良い声優さんだ。…とこの思考の流れは何の問題もないと思うんだけど。これとは別で
 
ミルモの新キャラ、パンタ登場。声を担当するのは高木さん。高木さんといえばマシュマロ通信クラウド。おお、そうするとパンタとクラウドって…似ているかもなあ。…という思考の流れはあまり好きではないのです。えっ、どこが違うの?と言われると、難しいんですが。
 
有り体に言うと、後者はパロディ的な楽しみ方の一つだと自分は思ってて、作品自体を見ておらず、作品同士キャラクター同士の関係性を見てニヤニヤしているのではないか。それってアニメの楽しみ方として本質ではないと思う。本質でないということを認めた上で、自分の頭の中でニヤニヤするのは問題ないと思うけど、それを第三者と共有しようとするときには「本質でない以上、相手の思考を邪魔することも考え」慎重にならざるを得ないのではないか。と考えます。
要は、「作品を正面から見て、その上で、声優さんの評価もする。」ってことに尽きるんですが。
 
自分が、このblogで声優さんとその出演作を紹介するときには、極力、声優さんを基点として、この人はAというキャラ、Bというキャラをやっているよ、というような紹介を心がけるようにしていますが、そのニュアンスが読者の皆さんにどう伝わっているかは…ちょっと自信がありません。
結構、難しい問題かもしれませんね。