アイシールド21の件

先週末から2ちゃんで噂だけは聞いていて、どうにも信じられなかったのでこれまで取り上げてこなかったんですが、コンビニでジャンプ立ち読みしたところ、どうもマジな話らしい。
スポニチに記事もありました。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2005/02/28/07.html
 
つまるところ、最近の流れっていうのはシンプルなことで、声優が声の仕事をやって積んできた経験とか技術とか、そういうものの有難みというのが、タレントのネームバリューに負けていると、そういうことだと思います。(ただ、「負けている」と判断しているのは、他でもないキャストを決めている側であって、視聴者の総意ではありません)
 
今回はそれがジャンプ漫画のTVアニメ化っという、いわゆるメインストリームにまで食い込んできた、しかも演技のえの字も見当たらないような、田村淳を起用、という横暴っぷりが、今後この流れに拍車をかけるようで個人的にもとても危惧しています。今年に入って一番頭の重いニュースになりました。
 
今我々はどうするべきなのか。これは何も声優ファンだけの問題ではありません。アニメが営利至上主義のただ中にのみこまれてしまうのか、踏みとどまるのか、その瀬戸際であることを、対岸の火事だと思っている人たちには強く思い起こして欲しい。
 
この件に関しては日を改めてまた言及するつもりです。