この作品の演技を楽しむならやっぱり、「間」ですね。
登場するキャラクターたちはみんな特殊な環境におかれて、半分頭おかしくなりそうになりながら生きているわけですけども
そういう極限状態の中にあって、自分の言葉をひねり出しているわけで
ここを表現するのに、矢継ぎ早にセリフがあってはリアリティに欠けるわけです。
だから間をおいてしゃべる。
ギャグアニメの場合はリアリティよりもむしろ矢継ぎ早な方が好ましい。だけどストーリー作ってるアニメでも結構多いんですね、「そんなに間髪入れずに返しちゃうのかよ」みたいなセリフが。(すぐ思いつくところでは攻殻とか…)
ジパングはここまでテンポよく展開してるとは思わないですけど、アニメを傍で見てる感じじゃなくて、頭の中を草加や角松にしてじっくり見ると2倍くらい楽しめると思います。
 
そういえば、青二公式の出演情報が久しぶりに更新されてたので見てたんですが
ノジケンさんが出るそうで、へぇー、と。津田役とのことですが、アニメはじまる前に2巻まで読んだ感じだと「おっキーキャラっぽいな」と思わせつつそこで終わってたキャラなので、アニメでの活躍が楽しみです。
 
今週だとチョイ役で賢雄さんってのも意外でした。今後どんな(男性)声優が登場するのかな。