声優に興味のある皆さんなら、一度は「好きな声優さんの声だけありったけ集めてコレクションしたい!」と思ったことがあるんじゃないでしょうか。鳥猫も類に漏れず、多少ながらAV機器とかデジタル家電とかの勉強をするようになりました。
 
・遍歴1 PCで録音することをはじめる
 去年ノートPCを購入したのをきっかけに、PCでの録音に挑戦。ビデオとPCのマイク端子をAVケーブルで繋いでWindows付属のサウンドレコーダーで録音するという原始的なもの。それでも最初は結構嬉しかったものです。
 
・遍歴2 音質が気になりだし、USBインターフェイスを購入
 「PC付属のサウンドカードはショボい」という現実を突きつけられる。(まぁPCの機種によるんでしょうが。)思い切って一万円はたいてRolandのUSBインターフェイスを購入。高くはあったが「サンプリング品質の劇的向上、録音側のノイズほぼゼロ、もちろんステレオ録音可能」とまさに夢の詰まった小箱でした。しばらくこれを使って安穏と暮らす。
 
・遍歴3 PCでの録音そのものに不満を感じ始める
 ひとつは編集が面倒くさかったこと。音だけで編集点を決めないといけないのは大変。2時間番組のナレーションとかもう絶望です。いまだに録音したまま未編集のwavファイルがPCに残ってます。
 もうひとつは、圧縮音声に満足できなくなったこと。mp3:128kbps→ogg:128Kbps→ogg:256kbpsと変遷を辿ったが、結局圧縮しないに越したことはないなと思い始める。
 
・遍歴4 DVDレコーダーを検討、購入に踏み切る
 購入の動機は「音声を圧縮しないで録画できて、編集が楽だから」。(※音声圧縮しない機能がついてるかは機種によります)「ファイルに名前入れるのが面倒だ〜!」とか「メディア代たけ〜!」とか、「ファイル管理とファイル取出しが面倒くさい〜!」とか「サンプリング品質がイマイチ信用ならねぇ〜!」とか、色々不満はありますがまぁ毎日の作業量が劇的に減ったので、助かってます。ちなみにパイオニア社製。片っ端からPCM録音(音声無圧縮)だとデータ量的にたまらないので、普段のアニメはSPで録画。
 
こうやって振り返ると結構苦労してます(笑)。色々やってるうちに、だんだん、目的と手段がごっちゃになってきたり、自己満足が自己不満足になってきたり、本当こういうのって拘りだすとあやういものがありますね。やってるときは楽しいんですけれど…。
ちなみに、二軍落ちしてしまったUSBインターフェイスは全く使わないかというとそうでもなくて、新作アニメのOP・EDのような、短めのソースを繰り返し聴きたいときには今でもよく使ってます。