ロマサガ2色々制限でラスボス撃破 武器防具・術各種・ラピッドストリーム封印
ロマサガ2のラスボス(七英雄)は数あるRPGの中でも結構な強さで有名ですが、
ロマサガ2には便利な術法も揃っているので(主に補助術)、
これをいくつか併用すればかなり楽に勝つことができるようになっています。
今回はその便利な術法をどれだけ使わないでラスボスを倒すことができるのかということでやり込んでみました。
封印した術:
- クイックタイム
連続使用で相手の攻撃を完封する。この術の存在意義は「初心者救済」に他ならず、普通に「クリアする」と言ったらこの術を封印した上でなくてはクリアしたことになりません。 - 霧隠れ
この術を使って「隠れる」と、敵が味方を攻撃対象に選べません。隠れている本人を除くと、味方も回復術をかけたりはできない。一度攻撃すれば効果は消えるものの、如何様にもフォローできるので、やはり反則に近い術。 - リヴァイヴァ
最初に保険で掛けておきます。対象のHPが0になると、自動的にMAXまで回復してくれるという便利な術。陣形を保持するのにも、戦闘不能による手数の減少を防ぐのにも役に立つので、強力な攻撃を連発してくる七英雄が相手でも安心して戦えます。これも封印。 - 金剛盾
物理属性(斬打突射)を含むあらゆる攻撃を、高確率(80%〜90%)で無効化します。一度かければ物理攻撃に対しては5倍〜10倍の耐久性を得られるわけです。封印する他にない。 - 光の壁
この術は敵より先行して掛ける必要があります。光の壁を唱えたあと、そのターンの間に味方が受けるダメージは、全て半分になります。術が得意なキャラクターに使わせれば、ターンの最後に敵に対してダメージを与えることもできます。 - シャドウサーバント
結果的に封印した術の一つ。影を生成し、次のターン以降自分と同じ行動をとらせます。主にキャラクターの攻撃力を上げるのに使用。一度だけ、敵の物理攻撃を完全に無効化しますが、そうすると影は消えます。 - エリクサー
結果的に封印したもう一つの術。HP全快、石化を除く状態異常を全て回復。リヴァイヴァはHPを回復しても状態異常を回復しないので、この術が必要になるときもある。
以上7つの術を封印しました。
次に、装備を考えるのが面倒なので(特に防具)、武器防具は全て外すことにします。固定装備を持っているクラスは使いません。風神剣(攻撃力35の片手剣を生成する術)とクロウエクステンド(攻撃力18の「爪」を生成する術)の使用は制限しませんが、今回のやり込みでは使用しませんでした。
さらに、陣形「ラピッドストリーム」は毎ターン必ず味方パーティが先に行動できるというもので、あまりやり込みには相応しくない陣形なので、今回のやり込みではラピッドストリームは封印しました。
術7種封印、武器防具不可、陣形ラピッドストリーム不可、というのが今回の制限の全てです。結果は後回しにして、残りの術・陣形にどんな便利なものが残っているのか見てみます。
使えそうな術:
- ソードバリア
天の術法。斬属性を含む攻撃のみだが無効化することができる。剣、大剣の各技、およびウインドカッターが対象。カマイタチのみ例外で、カマイタチは射属性。効果は永続。 - ミサイルガード
風の術法。味方全体に使用し、射属性のみの攻撃を無効化する。効果は永続。ラスボス戦ではカマイタチのみ防御できる。 - アースヒール
地の術法。回復術は他にもあるが、ラスボス戦で非常にやっかいな混乱・魅了状態を回復できるのはエリクサーとこれだけ。使わない手はない。 - 体力吸収
風の術法。文字通り相手から体力を奪い自分のものとする。術修正(隠しパラ)の高いものが使用すると、HPの完全回復と攻撃を一体で行うことができる。 - 妖精光
天風の合成術。素早さを最大で35上げる。対象は自分のみだが、この術を使えば一人ラピッド状態になれる。体術の威力は素早さにも依存しているので、格段にダメージが増える。戦闘不能から復帰しても効果は継続している。 - 金剛力
地の術法。対象の腕力を最大で14上げる。こちらも戦闘不能から復帰した場合も効果は継続する。 - レイスフォーム
冥地の合成術。LP1を消費し、自分をレイスと化す。物理攻撃に対して全て無効化するが術攻撃を食らうと即死する。技は使えず、術も一部制限される。最初はこの術を何とかして使えないかと考えていたが… - 竜脈
地水の合成術。術者の全てのパラメーターを16上げる。他の行動をすると効果が切れる。使い道はわからないけどとりあえず入れておく、という程度だった術。だが… - クリムゾンフレア
天火の合成術で、最強の攻撃術。だが、術の威力を上げる方法が今回ないので、あまり強くない。 - 炎の壁
火地の合成術。光の壁と同じようにして味方を炎・冷気から守る。ターン終了時にダメージを与えるのも同じ。 - デッドリードライブ
冥の術法。相手のパラメーターを一時的にガクンと下げる。今回のやり込みの柱。後述。
この辺の術を上手く使いこなすことが今回のやり込みのキモです。
デッドリードライブについては少し複雑で、多少詳しく書く必要があります。
デッドリードライブの効果について
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- 相手のパラメーターを下げる。ダメージが目に見えて減り、素早さも下がる。
- ラスボスにも有効である。
- 次のターン以降も効果があったりするが、はっきりしないので、とりあえず有効なのはそのターンの間だけとみる。
- 相手の攻撃方法によって効果はまちまちで、最大の効果が発揮されるのは相手がメイルシュトロームを使ってきたときである。全体に600以上のダメージを受けるこの攻撃を、デッドリードライブは2ケタにまで軽減する。
- 他の攻撃もだいたいは半減してくれる。
- デッドリードライブの威力を決めるのは、術修正(隠しパラ)のようである。
というように、擬似「光の壁」のように防御術として作用するのがこの「デッドリードライブ」という術です。むしろ、光の壁よりも強いと思われるのですが、冥術がクラス一つ領地一つと引き換えという理由からメジャーになれないせいもあって、その効果はあまり知られてないように思います。(まずラスボスに効くかどうかまで試す人が少ないでしょう…)術修正の高いキャラを使用することが必要になります。
デッドリードライブを必須とする根拠は特にないのですが、七英雄が揃ったあと、1ターンおきくらいで来るメイルシュトロームを防ぐにはどうしてもデッドリードライブが必要になります。デッドリードライブで防がないで勝つ方法があるのかもしれませんが、とりあえず今回はデッドリードライブを毎ターン唱えてダメージを減らして耐久力を上げる作戦にしました。