備忘録というか富野監督の話

mimomoさんとこで偶然知ったのですが、小林愛さんってまた声優の活動を活発にされてるらしい?というかぷりきゅあ2年目のレギュラー?へぇ。同姓同名の別人だったりして(笑)
来週の日曜はチェックせななりません。
 
声優としての小林さんはねぇ、やっぱキンゲのサラコダマのイメージなんだけど、キノの旅の「魔法使いの国」のゲストも印象に残ってますね。抑揚に特徴のある人。(もっとなんか言い方無いのかい)
 
で、経歴から見るに彼女も富野監督の引き抜きで声優やるようになった…という見方で良いみたいですね。富野由悠季監督と言えば業界では右に出るものはいないほどのカリスマですけど、あまり広くは知られていない事実として、声優の名伯楽という一面も持つお方。目をつけた新人は、現場で相当にしごいて、一人前のソルジャーに仕立てると言うことをもうひどく昔からやっておられるようです。
 
富野監督に鍛えられた人のほんの一例 敬称略
塩屋翼(海のトリトン)
大塚芳忠(エルガイム)
小杉十郎太(Zガンダム)
阪口大助(Vガンダム)
関智一(Vガンダム)
朴璐美(ブレンパワード)
…特に当時の状況がはっきりしてる方のみを載せましたが、他にも富野アニメが転機になった人というのは沢山おられるようです。
 
ところで、監督の近年の作品を見ていると、いわゆるアニメ的な、職業声優的な演技を目指すというよりは、舞台の人を連れてきて今あるものと違う雰囲気を出そうという意識が見受けられます。ただし宮崎アニメと大きく違うのは今あるものを否定してないってところですね。声優の時代性という視点から見て富野アニメはこれまでとちゃんと繋がっている。それゆえ今の業界とも相性が良くて、結果的には、富野アニメから多くの人材が業界へ巣立っていくという状況になっているようです。ひいては、富野監督はアニメ監督でありながらも、声優の業界にまで影響を与えているという見方も出来ます。
 
こうやって監督が先頭に立って、声優を育てるっていうサイクルは他にもっと見られていいと思うんだけど、あんまないんですよね。次点は大地・桜井コンビとかその辺までいっちゃうし。その辺て言っちゃいけないか。あとは育てるって言うとちょっと違うけど広井ファミリー?うーん。まぁ普通の感覚で言えば人材発掘、育成、送り込みをやるのはプロダクションの仕事なのでしょう。富野監督に異常にバイタリティがあるだけなのかもしれません。
 
ともあれ声優オタから見た「富野監督はすごい!」的な記事を一つ書いてみました。ぷりきゅあ忘れずに見ないとな(^^;