クラウド回

昨日のクラウド。可愛すぎる。
鳥猫さんは萌え〜っとは言わないんですが
世に言う萌え〜っという状態になったときには
まず頭がガンガンしてくる。次に顔がニヤァっとなって、最後はそのまま後ろへ倒れ込みます。
 
全部ウソです。
 
 
で、今日はいわずと知れたマシュマロ通信のマスコット、クラウドと、彼の声を当てる高木礼子さんにスポットを当ててみたいと思います。
 
 
スポットその1 小動物を演じる
クラウドは外見から他のキャラクターと違います。人間ではない羊だし、まだ幼い。いわゆる小動物系キャラ。だから声を作って高くして、根本的に他のキャラクターとの差別化をはかってます。同じ小動物系キャラには植田さん演じるパンジーというのもいますが、こいつはやたらしっかりしていて、目線の高さは他のメンバーと同等という設定で、したがって声を作って高くするということをクラウドほどはしていません。ウサギイヌは笑ってるだけでよくわからないやつなのでほっておきます。
 
スポットその2 クラウドを演じる上でのルール
さて、クラウドの声をじっと聴いていると首尾一貫している「あること」が見えてきます。それは「クラウドがいつなんどきでも可愛いらしくある」ということ。もちろんクラウドにも喜怒哀楽はあるんですが、クラウドにおいては「いつなんどきでも可愛い」っていうルールが喜怒哀楽よりも上にあるんですね。「可愛く、怒る。」「可愛く、泣く。」、みたいな。これは字面だけ追うとものすごくクラウドいやなやつみたいだけど、実際クラウドは可愛い。こればっかりはしょうがない。ともすれば「媚びてる」とも受け取られてしまいそうなんだけど、高木さんの演じるクラウドにはそうはさせない不思議な説得力があります。
今週の「お昼のこどもショー」は最高。
 
スポットその3 作り込みの緻密さ
クラウドのセリフは「エヘッ」とか「フフッ」とか言う感じのがかなり多いんですが、高木さんはむしろそういうセリフにこそクラウドっぽさがあるとするきらいがあって、そこに込める気迫には毎回参ってしまいそうになります。(「テレビを見るときは〜」の「ホッ」と帽子を投げて「フフッ」とやるとこなんて何度見てもいい。)
また、高木さんの気迫はそれのみにとどまらず、ときどき聞こえるか聞こえないかくらいのさりげな〜い呼吸音を入れてきます。今週の話だと、クラウドがサンディを見送ったあとドアにチェーンをかけるシーン。小さく息をついてるんですよ。クラウドが。もうここのシーンで号泣。はしないけどなんてさりげないんだ、と思ったわけです。もっと声大きくてもいいし声出さなくてもいいんだけど高木さんはこの声の大きさなのかー!!みたいな。自分でももう何言ってるかよくわからないですが。録画してある人は是非もう一度どうぞ。
 
 
結論
クラウドだけ見ても、もうどうしようもなくプロだと思いました。高木さんていう人は。
 
余力のある人はこちらも放映中のビーダマンにも食指を伸ばしてみると、また全然違う高木ワールドが広がってて面白いですよ。今日久々に見たんですけど。ちゃんと見とけばよかったなと、ちょっと後悔。