佐久間信子 さん(シナモン@マシュマロ通信)

今日はテレ東系で放送中の「マシュマロ通信」で占いマニアの少女・シナモンを演じる佐久間信子さんの紹介です。「マシュマロ通信」、何かと見所の多いアニメなんですが、今週のメインだったということでシナモンです。最初に言っておきますが、佐久間さんは本職の声優ではなく、「天才てれびくん」出身の子役だそうです。ネット上では「本職の声優でないものにアニメをやらせるな」という意見が少なくないのですが、まぁ、今回はあまり堅苦しいことヌキにしてですね、彼女の魅力をかろやかに語っていきたいと思います。
シナモンは、個性の強いマシュマロレギュラー陣の中でも一際異彩を放つ、占いマニアにして電波娘です(ここでいう電波とは、発言がいつでも非常にセンシティブで、どこか他の場所と電波を交信していそうな人のことを指して言います)。「あなたのうしろに妖精さんが…云々」「わたしの(占い)パワーの高まりが…云々」と、身近にいたらリアクションに困りそうなキャラクターに、佐久間さんの、掴み所のない演技がはまっています。余談ですけど電波キャラといったら「フルーツバスケット」の「花ちゃん(花島咲)」は外せないです。安原麗子さんも元々はアイドルだった、という共通点がありますね。
さて、マシュマロ通信の見所のひとつは、レギュラーキャストでゲストキャラの声優をも賄ってしまう、というところにあります。今回佐久間さんを紹介するにあたって過去のマシュ通を見返していたところ、ありました。3話の通称「ドッペルゲンガー回」、佐久間さんは人気者のクラウドを無邪気に虐待する幼女「ガーベラちゃん」の声を当ててるじゃないですか。結構しゃべってるけど、上手い。というか本当に彼女なの?と疑いたくなるくらい変貌しています。(鳥猫は消去法によって断定しました。) 中々どうして、侮れない人だ。マシュ通は割とかっちりした演技をされる方が多いんですが、そういう中にあって佐久間さんのフレッシュな演技(ありがちな表現だなぁ)が良いアクセントになっています。そのところをぜひ、実際に見て、感じ取ってもらいたいですね。